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ウッドデッキに付ける目隠しフェンスに必要な高さや施工例を紹介

ウッドデッキに付ける目隠しフェンスに必要な高さや施工例を紹介

「ウッドデッキを設置するときに目隠しフェンスも合わせて取り付けたい」「ウッドデッキがあるけど、人の視線が気になるから目隠しフェンスを後付けしたい」といった方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ウッドデッキに目隠しフェンスを取り付けるメリットや目隠しをするのに必要な高さなどを解説していきます。ウッドデッキに目隠しフェンスを後付けできるのかも合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

ウッドデッキのフェンスとは

ウッドデッキのフェンスは、ウッドデッキ本体に取り付ける柵や囲いを指します。庭の周囲に境界線のようにフェンスを設置する人も多いですが、ウッドデッキだけを囲めれば良いという方は、ウッドデッキのフェンスで十分でしょう。

また、目隠しフェンスは、囲いとしての役割を果たす通常のフェンスと異なり、周囲からの視線を遮ることを目的としています。「通行人の視線が気になる」「お隣やお向かいの家から丸見えなのが少し恥ずかしい」という方は、目隠しフェンスの設置を検討しましょう。

目隠しフェンスはウッドデッキに後付けもできる?

結論からいうと、目隠しフェンスをウッドデッキに後付けすることは可能です。同時に施工する場合でも、ウッドデッキとフェンスは一体になっているわけではありません。それぞれ別々に設置するため、目隠しフェンスを後付けするのも難しくないのです。

しかし、ウッドデッキの面積が小さい、床材が薄いという場合は、目隠しフェンスの取り付けはあまりおすすめできません。面積が小さいウッドデッキに目隠しフェンスを取り付けると、さらに狭くなるだけでなく、背が高いフェンスによって圧迫感を感じてしまいます。また、床材が薄いと設置をする際に床材が割れてしまう可能性があるため、直接取り付けるのは控えたほうが良いでしょう。ウッドデッキの外側に設置するなど、工夫が必要になります。

ウッドデッキに目隠しフェンスを付けるメリット

ウッドデッキのフェンスや目隠しフェンスの特徴を解説しましたが、ウッドデッキに目隠しフェンスを付けることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、主なメリットを3つ紹介していきます。

  • 周囲の目が気にならなくなる
  • 子どもの転落防止になる
  • ペットの逃げ出しを防止できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

周囲の目が気にならなくなる

ウッドデッキで家族の時間を楽しんでいるときに、お隣さんや通行人と視線が合ってしまうと少し気まずいですよね。先ほども少し解説したように、目隠しフェンスを取り付ければ周囲の目が気にならなくなります。背の高いフェンスを設置して視線を遮ることで、プライバシーを確保できるというのは、大きなメリットです。

また、目隠しフェンスは防犯対策としても有効になります。目隠しフェンスがない状態だと、子どもが遊んでいるのが周囲から簡単に見えるだけでなく、家の中の様子が見えることも珍しくありません。何歳くらいの子どもが何人いるのか、今は家に人がいるのかが周囲から見えてしまうと、不審者に狙われやすくなるため、目隠しフェンスは防犯の面でも効果的です。

子どもの転落防止になる

ウッドデッキは家の窓から直接つながっているので、子どもが段差を意識せずに飛び出してしまって、そのまま地面に転落するということも珍しくありません。子どもが地面に転落して大怪我をするリスクを抑えられるというのも、ウッドデッキの目隠しフェンスのメリットといえます。小さいお子さんがいる方は、安全面から考えてもフェンスの設置がおすすめです。

ペットの逃げ出しを防止できる

ウッドデッキでペットを遊ばせてあげたいという人は多いのではないでしょうか。しかし、目を離した瞬間に逃げ出してしまったり、隙間から抜け出してしまったりしたらと考えると不安ですよね。目隠しフェンスで囲っていれば、ペットが逃げ出してしまうリスクを軽減できます。

目隠しフェンスは、視線を遮ること以外にもさまざまなメリットがあるので、設置したい理由や目的に合わせて種類を選ぶと良いでしょう。

目隠しフェンスの種類

目隠しフェンスと一言でいっても、その種類はさまざまです。例えば、特に大きな違いがあるのは素材です。目隠しフェンスの素材には、主に下記のような種類があります。

 

素材の種類 特徴
アルミ 耐久性が高く、シンプルなデザインが多い
スチール 値段が安く、シンプルなデザインが多い
ポリカーボネート 採光性に優れていて光を遮断しない
樹脂 メンテナンスが不要で長持ちする
天然木 オシャレな印象で防音効果も期待できる

 

それぞれの素材によって、特徴やメリットデメリットが異なるため、自分の目的や理由、家のデザインなどに合わせて選んでみましょう。それぞれの目隠しフェンスの特徴については、「目隠しフェンスの後付けは大変?費用や設置のポイントを解説」の記事で紹介しておりますので、参考にしてみてください。

目隠しフェンスはどのくらいの高さが必要?

目隠しフェンスを設置したいと思っている人の中には、「どのくらいの高さが必要なのか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ここでは、視線を遮断するための目隠しフェンスにはどのくらいの高さが必要なのか、高さ別に詳しく解説していきます。

  • 80cm程度
  • 120cm程度
  • 150cm程度
  • 180cm程度

順番に見ていきましょう。

80cm程度

80cm程度の高さのフェンスの場合は、成人男性の腰くらいまでの高さしかないので、視線を遮る効果は期待できないでしょう。目隠しとしての役割は果たしてくれませんし、家の中まで見えてしまうため、防犯効果もあまり得られません。

子どもの転落防止やペットの逃げ出し防止のために取り付けたいという方は、80cm程度でも十分です。

120cm程度

120cm程度の高さのフェンスも、目隠しとしての効果は薄いです。120cmは、座った状態で伏せれば隠れられるくらいの高さなので、座っていても周囲から見えてしまいます。子どもが遊んでいる様子を外から隠しておきたいという目的であれば、この高さで満足する方もいるでしょう。大型犬などの大きなサイズのペットの逃げ出しを防止したい、フェンスで布団を干したいという方は、120cm程度の高さのフェンスを検討してみてください。

150cm程度

ウッドデッキでは座ってお茶を飲んだり食事をしたりする時間を楽しみたいという方は、150cm程度の高さで十分に目隠しできます。立っている状態で視線を遮るのは難しいので、ウッドデッキでは何をしたいのか、どういう使い方をしたいのかを考えた上で検討してみてください。

また、150cm程度の高さになると、日差しが入りにくくなります。ウッドデッキが広い方は良いですが、あまり広さがない方は日の光の入り方なども考慮しながら高さを調節してみてください。

180cm程度

180cm程度の高さがあれば、立っている状態でも視線を遮ることが可能です。洗濯物を干しているところをあまり見られたくない、友人を集めてバーベキューをしたいといった方でも満足できる高さといえるでしょう。

しかし、180cmともなると圧迫感があり、ウッドデッキのスペースによっては狭く感じてしまう可能性があります。日当たりも悪くなるので、室内の日の入り方にも影響するリスクもあるでしょう。ウッドデッキのスペースや光の入り方、目隠しフェンスの素材などを考慮した上で、高さを検討してみてください。

テラス屋根と合わせて設置するのもおすすめ

ウッドデッキに目隠しフェンスを取り付ける場合は、テラス屋根を合わせて設置するのもおすすめです。向かいのマンション上階からの視線が気になるという方は、180cmの高さの目隠しフェンスでも足りない可能性があります。そんなときに屋根があれば、上部からの視線もしっかりと遮ってくれるでしょう。

また、屋根を設置すれば、雨の日でもウッドデッキを使用できて、子どもやペットがより遊びやすくなります。洗濯物を外に干していたらいきなり雨が降ってきてしまったというときでも、洗濯物が濡れる心配がありません。屋根を設置するメリットデメリットや費用なども考慮しながら検討してみてください。

ウッドデッキへの目隠しフェンスの施工例

最後に、FUJISHOで実際に行った、目隠しフェンスの施工例を見ていきましょう。FUJISHOでは、小山市のH様からのご依頼で、ウッドデッキ + 目隠しフェンス + テラス屋根の設置をいたしました。

家の前にある駅からの視線を遮りたいとのことでしたので、人気の横枠ではなく、あえて縦枠のフェンスをご提案させていただきました。横枠は正面からの視線を遮るのに適していますが、動いている人からの視線を遮りたい場合は、斜めから見たときにフェンスが重なって見える縦枠がおすすめです。

その結果、しっかりと周囲からの視線を遮断しつつ、スタイリッシュな印象を与えるフェンスとなっています。

施工日数や施工料金、使用したフェンスの種類などの詳細を知りたい方は、施工事例ページをご参照ください。

まとめ

ウッドデッキは、子どもやペットと遊んだり、洗濯物を干したり、友人との食事を楽しんだりなど、さまざまな使い方ができるスペースです。しかし、周囲の視線が気になってなかなかウッドデッキを活用できていないという人も少なくありません。

そんな方は、ウッドデッキに目隠しフェンスを取り付けてみましょう。目隠しフェンスは、周囲の視線を遮断できるだけでなく、子どもの転落防止やペットの逃げ出し防止など、さまざまなメリットがあります。

しかし、目隠しフェンスは取り付ける理由や目的によって、どんな種類が良いのか、どんな素材が適しているのか、どのくらいの高さが必要なのかなどの条件が異なります。

ウッドデッキに目隠しフェンスを取り付けたいと思っているけど、どんなデザインが良いのか分からないという方は、ぜひFUJISHOにご相談ください。お客様のご要望に合わせて最適なデザイン、素材、高さの目隠しフェンスをご提案いたします。無料見積もりも行っているので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。