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駐車場をコンクリートにリフォーム!施工にかかる費用や流れは?

駐車場をコンクリートにリフォーム!施工にかかる費用や流れは?

「今は駐車場に砂利を敷いているけどコンクリートにしたい」など、駐車場をコンクリートにリフォームしたいとお考えの方もいるでしょう。この記事では、駐車場をコンクリートにするメリットデメリットや費用・工期などを詳しく解説していきます。リフォームを依頼する際の注意点もまとめているので、外構工事の依頼をする際の参考にしてみてください。

駐車場の塗装方法

駐車場の塗装方法はコンクリートの他にも、アスファルト・砂利・芝生・インターロッキングブロックなどがあります。

アスファルトはコンクリートよりも安い価格で塗装できて、排水性に優れています。静音性もあるため、深夜や早朝の車の出し入れをする際も安心です。しかし、耐久性が劣る点がデメリットといえます。

砂利も費用を抑えて塗装できますが、掃除に手間がかかってしまうのが難点です。また、石により車が傷つく可能性もゼロではありませんし、車が通るときの音が気になる人もいます。

芝生は車の重みやタイヤの摩擦による劣化が起こりやすいですが、見た目が綺麗な印象になるため、一部を芝生にして車が停まるスペースだけコンクリートにするという方法を選ぶ人も多いです。

インターロッキングブロックは、オシャレな駐車場にできる一方で費用がかさみます。このように、それぞれの塗装方法でさまざまなメリット・デメリットがあるのです。では、そんな中でなぜコンクリートが選ばれるのでしょうか。次の見出しで、コンクリートにリフォームするメリットデメリットを見ていきましょう。

駐車場の砂利敷きも気になっているという人は、「駐車場の砂利敷きにかかる費用は?安くするコツも紹介」の記事をご参照ください。

コンクリートにリフォームするメリットデメリット

コンクリートにはどんなメリットデメリットがあるのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。駐車場をコンクリートにリフォームすることを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

コンクリートのメリットとしては、耐久性の高さやメンテナンスに手間がかからない点などが挙げられます。コンクリートは硬化することで耐久性が高くなるため、塗装すればメンテナンスをあまりしなくても長期間良い状態をキープできるのです。

また、コンクリートは夏場の地面の温度上昇も抑えられるので、車体が熱くなってしまうのも防げます。アスファルトに比べると排水性は低いものの、排水しやすいように勾配をつけておけば特に問題ありません。

デメリット

コンクリートは施工にやや時間がかかってしまうのがデメリットです。コンクリートを流し込んでから表面を整えた後、乾燥させるまでに数日かかります。駐車場を普段から使用している方は、乾燥させるまでの期間中はブルーシートでカバーしておかなければいけないということも考慮しておきましょう。

駐車場をコンクリートにリフォームする流れ

では、駐車場をコンクリートにリフォームする場合、どのような流れでリフォームを行うのでしょうか。ここでは、リフォームにかかる工期や流れを解説していきます。

リフォームにかかる工期

駐車場をコンクリートで塗装する場合、施工そのものにかかる時間よりもコンクリートが固まるまでにかかる時間のほうが長いです。コンクリートが固まっていない期間中は、コンクリートの上を歩いたり車で通ったりすることはできません。車が通れるようになるまでは、3日から10日ほどかかります。

日数に開きがあるのは、季節や気温、地域でコンクリートが固まるまでの期間に差があるからです。例えば、雨が降ってしまうとコンクリートが固まるまでに1ヶ月ほどかかることもあります。かといって、早く固まり過ぎてもひび割れが起こりやすいため、注意しなければいけません。

リフォームをする工程

リフォームをする工程は、下記のような流れになります。

  • 鋤取り
  • 残土処分
  • 土間下砕石
  • 転圧
  • コンクリートを流す
  • ひび割れを予防
  • 車止めの設置

まずは、コンクリートを施工する箇所を平らにして砂利や土を取り除き、コンクリートを流し入れる前に砕いた石を敷き詰めておきます。次に下地を押し固める作業を行い、コンクリートを流し入れます。

コンクリートを入れる際には、枠を用意しなければいけません。施工場所がブロックで囲まれている場合は必要ありませんが、囲まれていない場合はコンクリートが流れていかないように枠に入れて固めます。

コンクリートはひび割れをする可能性があるので、それを予防するためのワイヤーメッシュやカッター目地を設置します。コンクリートを固める間は、上からブルーシートで保護し、固まったら車止めを設置して完成です。

駐車場のリフォームにかかる費用

駐車場のリフォームにかかる費用は地域や業者によっても違いがあるため、一概にはいえませんが、車1台分のスペースの費用でいうと、およそ諸経費等込みで総額18万前後です。諸費用や残土運搬費用等が別途必要となり、こちらも施行費用に含まれます。

遠い場所にある業者に依頼する場合は、出張費が発生してしまう可能性もあるでしょう。自宅から比較的近い業者に依頼すれば、出張費がかかることはないと思いますが、見積もりを依頼する際に確認しておくと安心です。

メンテナンスにかかる費用

コンクリートの場合、メンテナンスはほとんど必要ありません。表面にひび割れが出る場合がありますが、小さなひび割れ程度であれば問題はないでしょう。

もし大きくひび割れしてしまったら、補修工事を依頼してください。見た目をできるだけ綺麗に保ちたいという場合は、メンテナンスにかかる費用は10万円から25万円くらいと考えておくと良いです。近年は大きな地震も多く、地震によるコンクリートのひび割れが起こる可能性も考えられるので、万が一のことも考えてアフターケアやメンテナンスを保証してくれる業者を探すのも良いでしょう。

費用を節約する方法

できるだけ費用を抑えて駐車場のリフォームをしたいという人は、車が通る部分だけコンクリートにするといった方法も考えられます。タイヤが触れる部分だけをコンクリートにすれば良いので、費用を大幅に削減できるでしょう。

また、他の部分が砂利や芝生でもタイヤ部分がコンクリートなら、「車を傷つけるかもしれない」「車が通るときの音が気になる」といった砂利のデメリットや「車の重みで劣化が早い」といった芝生のデメリットも解消できます。

砂利敷きも合わせて検討する方は、「砂利敷きを業者に依頼すると費用はどのくらい?内訳を紹介」の記事で、砂利敷きの費用も確認してみてください。

駐車場のリフォームを依頼する際の注意点

駐車場のリフォームを行っている業者は数多くありますが、選ぶ際には下記のようなポイントに注意しましょう。

  • 複数の業者に見積もりを依頼する
  • 見積もりの内訳を確認する
  • アフターサービスの有無を確認する

それぞれ詳しく解説していきます。

複数の業者に見積もりを依頼する

駐車場のリフォームを依頼するときは、複数の業者に見積もりの依頼をするようにしましょう。1つの業者だけに依頼をしてしまうと、その費用が高いのか安いのかの判断ができません。実は相場よりも高い費用で依頼してしまっていたということにならないように、しっかりと比較しながら選ぶと安心です。

見積もりの内訳を確認する

業者に見積もりをしてもらったら、合計金額だけを見るのではなく、見積もりの内訳を確認しましょう。基本料金が記載されているだけで、実際はそこから出張費などの追加料金が加算される可能性も考えられます。不明点は必ず確認しておくようにしてください。

アフターサービスの有無を確認する

駐車場が完成した後のアフターサービスも確認しておくようにしましょう。先ほども解説した通り、基本的にメンテナンスの必要はほぼないとされているのがコンクリートですが、万が一のことも考えると、アフターサービスがあるほうが安心です。費用とのバランスなども見ながら検討するようにしてください。

まとめ

コンクリートは、耐久性が高くメンテナンスに手間がかからないことなどから、駐車場の塗装方法として選ぶ人が多いです。一部だけ芝生にして車が停まるスペースはコンクリートにするなど、他の方法と組み合わせやすいのもメリットといえるでしょう。

駐車場をコンクリートにリフォームしてくれる業者は少なくありませんが、業者選びに失敗すると、「実は相場よりも大幅に高い金額を支払っていた」ということになりかねません。リフォームを依頼する業者はしっかりと検討しましょう。

FUJISHOは、小山市を中心に結城市、下野市、宇都宮市などで外構工事を行っています。駐車場のリフォームも行っているので、コンクリートへのリフォームにお悩みの方はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。