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防草シートと砂利敷きの施工を依頼するには?業者の選び方も解説

防草シートと砂利敷きの施工を依頼するには?業者の選び方も解説

「庭に生える雑草の処理に困っている」「草むしりをする手間をできるだけ省きたい」とお悩みの方に人気なのが、防草シートと砂利敷きです。実際に、防草シートと砂利敷きの施工を依頼しようか検討しているという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、防草シートと砂利敷きを組み合わせるメリットデメリット、防草シート+砂利敷きの施工手順、費用相場などを解説していきます。業者選びのポイントなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

防草シートと砂利敷きを組み合わせるメリット

雑草が生えてくるのを防ぎたいのであれば、防草シートか砂利のどちらかだけでも十分なのではないかと思ってしまう人もいますよね。では、どうして砂利敷きと組み合わせるのが良いのでしょうか。ここでは、防草シートと砂利敷きを組み合わせる主なメリットを5つ紹介していきます。

  • 防草効果が高い
  • 劣化を防げる
  • 雑草が生えても抜きやすい
  • 防犯対策になる
  • 維持管理にかかる費用が比較的安い

順番に見ていきましょう。

防草効果が高い

防草シートに砂利を組み合わせることで、より高い防草効果を発揮することが可能です。暴走シートだけでも効果はありますが、劣化が早くなってしまうため、交換の手間が多くなります。砂利だけだと、砂利の隙間から雑草が生えてしまいやすいです。防草シートを組み合わせれば砂利の隙間も綺麗に埋められるので、より高い効果が得られるでしょう。

砂利の部分に土が溜まっていると、そこに雑草の種がついてしまうことがあります。溜まった土の部分から雑草が生えてしまう可能性がありますが、その場合に生えた雑草はすぐに抜けるので手間はかからないでしょう。

劣化を防げる

防草シートの耐用年数は製品によって異なりますが、長くても大体10年ほどです。しかし、防草シートは紫外線による影響で劣化するため、防草シート単体で使用していると太陽光を浴びやすく、もっと早く劣化が進む可能性が高くなります。

そのため、砂利を上に敷いて紫外線が防草シートに直接当たらないようにすれば、長い期間使用できるのです。砂利の代わりに人工芝や天然芝を敷く方もいるので、「砂利を敷こうかまだ悩んでいる」という場合は、人工芝や天然芝も合わせて検討してみてください。

雑草が生えても抜きやすい

先ほども少し解説しましたが、防草シートと砂利を敷いていれば、もし雑草が生えてしまっても簡単にお手入れできます。砂利の部分に雑草が生えたとしても、防草シートに阻まれて土の中まで根が張られることがないのです。雑草を引っこ抜いても途中で千切れてしまう、根が地面に残っていてまたすぐに生えてくるといった心配もなく、簡単に処理ができます。

防犯対策になる

防草シートだけを敷いていても効果はありませんが、砂利と組み合わせることで、防犯効果も期待できます。砂利の上を歩くと音がするため、不審者が侵入した場合にもすぐに気付けるのです。音が出る場所は泥棒や空き巣が避けたがるので、砂利敷きをしておくだけである程度のセキュリティ効果も期待できます。

庭に防草シート + 砂利を敷く人もいますが、建物との境界線や敷地周りに敷く方も多いです。敷地周りに敷いておけば、よりセキュリティ効果が高まるでしょう。

維持管理にかかる費用が比較的安い

防草シートに砂利を組み合わせるとなると、高い費用がかかるのではと思ってしまうかもしれません。しかし、管理費用が安くなるため、結果的に費用を抑えられるのです。雑草対策にはさまざまな方法がありますが、どれも費用や手間がかかります。

例えば、植物を植えて対策を行う場合は肥料を購入しなければいけませんし、お手入れにも手間や時間がかかるでしょう。防草剤を使う場合は、散布の手間や防草剤の購入費用がかかります。防草シートだけで防草しようとすると、防草シートが劣化したら買い替えしなければいけません。

これらを総合的に見ると、防草シートに砂利を組み合わせる方法は初期費用以外はあまりコストが発生しませんし、一度施行しておくだけである程度の期間はメンテナンスをしなくて済みます。費用と時間を削減したい人におすすめの方法です。

防草シートと砂利敷きを組み合わせるデメリット

防草シートと砂利を敷くことを組み合わせるメリットを解説しましたが、実はいくつかデメリットもあります。防草シートと砂利敷きを組み合わせる主なデメリットは、下記の2つです。

  • 夏は暑くなりやすい
  • 施工に費用がかかる

デメリットもしっかりと確認しておきましょう。

夏は暑くなりやすい

砂利には、コンクリートやアスファルトなどと同様に熱を吸収してしまう特徴があるため、夏場は気温が高くなりやすく、夜になっても熱が残っているという場合もあります。夏場も庭で子供を遊ばせたい、庭で作業をしたいという人は、人工芝やグランドカバープランツを利用すると良いです。

夏場は暑くなるのを事前に把握して対策しておけば、あまり大きなデメリットにはならないでしょう。

また、夏場が暑くなりやすいという特徴がある一方で、北側や日当たりが悪い場所は防草シートと砂利を敷いたほうが快適になります。北側や日当たりが悪い場所は土のままだとジメジメしてしまうため、場所に合わせて敷くかどうかを検討してみるのも良いです。

施工に費用がかかる

防草シートと砂利を組み合わせることでメンテナンスコストは下げられますが、施工費用は高くなってしまいがちです。防草シートは安価なものを使用すると、あまり効果が得られなかったりすぐに劣化してしまったりなど、思うような結果にならない可能性があります。

しかし、コンクリート施工などに比べると安い料金で施工を依頼できるのはメリットです。防草シートや砂利の種類の組み合わせなどを検討すれば、大幅に安い料金になることもあるでしょう。庭の広さでも費用は異なりますし、その他条件によっても費用が変動するため、業者に見積もりを依頼して比較検討してみてください。

業者への見積もりをご検討中の方は、ぜひFUJISHOにご連絡ください。ご相談はお問い合わせフォームから受け付けております。

防草シート+砂利敷きの施工手順

ここからは、防草シートと砂利敷きを行う場合の施工手順を紹介していきます。業者に施工を依頼する場合、どのような工程で行っていくのかを事前に把握しておくと、依頼の相談や見積もりを依頼する際に話がスムーズに進みやすくなるでしょう。

  • 地面の整地
  • 防草シート敷き
  • 砂利敷き

それぞれの工程ごとに解説していきます。

地面の整地

防草シートと砂利を敷く場合、まずは地面の整地が必要です。整地を行って地面を平面にしておかないと、砂利や防草シートを綺麗に敷けません。また、地面にすでに雑草の根や種子がある可能性も高いので、その場合は土を除去する漉き取り作業も行います。

防草シート敷き

地面の整地が完了したら、防草シートを敷いていく工程です。ロール状に巻かれているシートを広げて、ガス管などがある部分は切り抜きなどをしながら丁寧に敷いていきます。シートを敷いたら杭を打ち込んで固定し、防草シート敷きは完了です。

砂利敷き

防草シートが敷き終わったら、その上から砂利を敷き詰めていきます。砂利敷きは、人力で砂利を持ち運びしなければいけないので、やや手間と時間がかかる傾向です。砂利を敷き詰める際は、レーキという熊手を用いて広範囲に敷き詰めながら均一にならしていきます。

防草シート+砂利敷きの費用相場

次に、防草シートと砂利敷きを行う場合の費用相場について見ていきましょう。

防草シート

防草シートを敷くのにかかる費用は、防草シートの種類や敷く範囲によって異なります。そのため、m2(平米)単位で料金を設定している業者も多いです。種類によっても異なりますが、主な費用相場は10m2までなら19,000円〜25,000円ほどとされています。それ以降は広さによって異なるので現地調査での見積もり次第というところが多い傾向です。

自分の庭で施工してもらう場合の費用を詳しく知りたいという方は、依頼を検討している業者に見積もりを依頼してみてください。

砂利敷き

砂利敷きの費用相場は、1㎡あたりおおよそ2,000円~7,000円です。しかし、こちらも使用する砂利の種類や敷く量、敷く範囲などによって異なります。特に、砂利には費用相場が安い瓦チップから高い五色砂利までさまざまな種類があるので、費用や自分の好みなどから考慮してみてください。

詳しい砂利敷きの費用について知りたい方は、「砂利敷きを業者に依頼すると費用はどのくらい?内訳を紹介」の記事をご参照ください。

防草シートと砂利敷きを依頼する業者の選び方

防草シートと砂利敷きを専門業者に依頼する際には、どのようなポイントを考慮して選ぶのが良いのでしょうか。ここでは、防草シートと砂利敷きを依頼する業者の選び方を紹介します。

まずは、見積もりを行ってくれるかどうか、見積もり内容がしっかりと記載されているかどうかが重要です。見積もりを行ってくれないと、どのくらいの費用がかかるのかを想定できませんし、施工後に高い費用を請求される可能性もあります。そのため、まずは事前に見積もりを行ってくれるかどうかを確認するようにしてください。

また、見積もりでは、内訳がきちんと記載されているかを確認するようにしましょう。注意しなければならないのは、「一式」という言葉だけでまとめられている場合です。どのような内容が含まれているのか分からないので、実は追加費用を請求されている可能性もあります。「一式」と記載されている場合は、内訳をもらえるか尋ねてみてください。

まとめ

防草シートと砂利敷きをまとめて行うことで、高い防草効果が得られる、劣化を防げる、雑草が生えても抜きやすい、防犯対策になる、維持管理にかかる費用が比較的安いなどのメリットがあります。夏は暑くなりやすいなどのデメリットもありますが、事前に対策をすればあまり問題はありません。

砂利敷きと防草シートの施工を業者に依頼する場合の費用は、砂利や防草シートの種類や作業面積などの条件で変わってきます。依頼する際は、どのくらい費用がかかるのか、事前に見積もりをしてもらって確認するようにしましょう。

防草シートと砂利敷きの施工依頼を検討している方は、ぜひFUJISHOをご検討ください。無料見積もりも行っているので、どのくらいの費用がかかるのかまずは確認しておきたいという人も、お気軽にご連絡いただけます。ご相談はお問い合わせフォームから受け付けております。